北陸銀行 環境評価融資制度による資金調達のお知らせ 環境格付で最高ランクを取得

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2020年1月23日
トーセイ株式会社

報道関係者各位

トーセイ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 山口 誠一郎 証券コード:8923)は、本日、東京都北区の空マンション取得にあたり、北陸銀行の環境評価融資制度「エコリード・マスター」を利用し、資金調達を行いましたのでお知らせします。

環境評価融資で最高ランクのSランクを取得

北陸銀行(以下同行)の「エコリード・マスター」は、環境に配慮した経営を行う企業を対象に、同行独自の環境評価基準に沿って取り組み内容を評価し、その評点によって環境格付S,A,B,Cのいずれかを付与、格付に応じた金利優遇を行うものです。この度、当社の環境経営について同行より最高ランク格付の「Sランク」を取得し、今般の物件購入に対する融資で金利年0.20%の優遇を受けることとなりました。なお、今回の環境評価融資利用は、2010年以降9度目、全てSランクを取得しています。この度は、下記3点について特に高い評価をいただきました。

この度は、下記3点について特に高い評価をいただきました。

  1. 1.
    中古オフィスのLED工事等、環境商品を積極的かつ継続して採用している点
  2. 2.
    2019年1月にESG方針・行動指針を制定しており、ESG推進会議および下部組織であるESGプロジェクトを新たに設置し、社内推進体制強化に取り組んでいる点
  3. 3.
    GRESB(※)リアルエステイト評価、GRESB開示評価の結果を受け、トーセイの中核事業である中古不動産のバリューアップ事業を継続して実施する体制を強化した点
  • 「GRESB」とは実物資産(不動産・インフラストラクチャー)を保有・運用する不動産会社やファンドのESG(環境・社会・ガバナンス)配慮を図る年次のベンチマーク評価およびそれを運用する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導とした欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。

トーセイグループでは、ESG方針・行動指針に基づき、当社の企業活動をESGの観点から審議、決定する「ESG推進会議」と、ESGに関する調査研究やESG推進会議における決定事項を実行する「ESGプロジェクト」により、環境、社会、ガバナンス、それぞれの活動を進めております。環境分野では、2019年から環境目標を設定し、保有する固定資産のLED照明の導入を推進しています。昨年1年間で中古オフィス2物件のLED照明工事を実施し、平均で30%電気使用量を削減しました。LED照明への切り替えは、電気使用量およびコスト削減に寄与するだけでなく、建物内の明るさ改善や長寿命でメンテナンスの手間が省けることなどによるテナント満足度向上も期待されます。

今般の審査では、このような体制整備や継続的な環境商品の導入について高いご評価をいただきました。今後もLED照明をはじめとする環境配慮型の設備を積極的に取り入れ、中古不動産の価値向上に努めるとともに、責任を持って社会的課題に取り組むことでお客さまや取引先、株主、地域社会など全てのステークホルダーから信頼いただける企業となるようまい進してまいります。

全館LED工事を実施した淡路町トーセイビル
会社概要
代表者
山口 誠一郎
所在地
東京都港区虎ノ門四丁目2番3号
事業内容
不動産流動化事業、不動産開発事業、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルティング事業、ホテル事業
本リリースに関するお問い合わせ先

トーセイ株式会社 経営企画部 広報担当 玉井