社長メッセージ

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上期業績は通期利益計画の約7割まで進捗するも、コロナ危機による今後の事業リスクを折込み評価損を計上、当期予想を下方修正

 

 当第2四半期連結累計期間は、4月から5月において新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言下での事業活動となりました。自社運営ホテルの休業や不動産流動化事業ならびに不動産開発事業において仕入販売業務に一定期間の停滞がありましたが、トーセイグループは、お客様と従業員の健康と安全を第一に、接客時における感染防止対策やリモートワークの導入などWithコロナを踏まえた業務体制を確立させ、5月には分譲マンション「THEパームス相模原パークブライティア(全243戸)」のうち240戸を予定通り引き渡しを完了させたほか、ファンド・コンサルティング事業では新規業務受託を獲得し受託資産残高を順調に伸ばすなど、積極的に事業を進めてまいりました。これらの取り組みにより各事業の収益は好調に積み上がり、ホテルの休業等の影響を織り込んでも、通期見込みでは税引前利益は当初計画の130億円に対し117億円まで見通せる状況にあります。

 しかし、新型コロナウイルス感染症の収束時期や不動産投資市場への影響の見通しが困難であるなか、今後、世界的な景気後退により将来の収益不動産の流動性低下等が予想されることから、当社は現時点において想定する複数のシナリオのうち、保守的なシナリオに基づき、販売用不動産についてホテル施設や商業施設を中心に76億円の評価損を計上することと致しました。この影響により、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は前年同期比 30.8 %増の 45,050 百万円、税引前四半期利益は同 75.2 %減の 1,890 百万円、四半期利益は同 78.1 %減の 1,147 百万円となりました。

 また、今後の販売計画を見直し、一部販売予定物件の販売時期を翌期以降にした結果、売上高予想を前回予想比15,456百万円減の64,897百万円、税引前利益予想を8,976百万円減の4,070百万円、当期利益予想を6,396百万円減の2,411百万円に下方修正することとなりました。そして、この修正に伴い、期末配当予想は前回予想より34円減額し、1株当たり13円(配当性向25.6%)といたしました。

今後は、不動産市場の動向を一層注視して事業を推進

 今後、不動産投資市場は調整が続くと見ております。当社は、不動産賃貸事業、不動産ファンド・コンサルタント事業等の安定事業によるキャッシュ ・ フローにより販売費 ・一般管理費を賄い、手元流動性・財務健全性を確保しながら、売買事業の回復を図ってまいります。また、この度の新型コロナウイルス感染症の影響がもたらした社会変化を新たな事業機会と捉え、市況の変化に対応した商品ポートフォリオの再構築、アセットタイプの多様化を進めてまいります。

 今後も当社グループは持続的な成長を目指し、全社一丸となって事業活動に邁進していく所存です。今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年7月
代表取締役社長

山口 誠一郎

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