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中期経営計画「Seamless Growth 2020」初年度は利益成長11%を達成しました

 当社の主要ターゲット市場である首都圏不動産投資市場では、良好な資金調達環境のもと企業やJリート、海外投資家等によって活発に不動産取引が行われています。好調な企業業績を背景としたオフィス需要や安定的なマンション賃貸需要に支えられ、今後も不動産投資市場は底堅く推移するとの見通しをしております。

 一方、好調な都心の投資用不動産に比べて郊外の投資用住宅は相対的に弱さが見られているほか、エンドユーザー向けの分譲マンション市場においても立地条件によって売れ行きは二極化しており、不動産市況はまだら模様の展開が続いています。

 このような事業環境のなか、当社グループは中期経営計画「Seamless Growth 2020」(2017年12月~2020年11月)を推進しています。本計画では、グループの成長を継続することを大方針として掲げており、初年度となる2018年11月期は、主力事業である不動産流動化事業においてオフィスビルやマンションを中心に幅広い顧客層に向けた商品を取り扱い、取得した物件の価値再生・販売を推進しました。また、開発事業では、戸建住宅・分譲マンションの開発販売に注力したほか、商品の多様化を促進し、従来のラインナップであるオフィス、住宅、商業施設に加えて物流施設やホテルの開発を進めました。不動産ファンド・コンサルティング事業においては、質の高いサービスの提供を通じて投資家の信頼獲得に努めた結果、預り資産残高(AUM)は過去最高となる6,600億円を超える規模にまで成長いたしました。そして新規事業の分野においては、自社ブランドホテル2号店となる“トーセイホテル ココネ上野”の開店準備を進め、2018年12月にオープンしました。本ホテルは、当社の不動産再生ノウハウを用いた付加価値創造の取り組みの事例のひとつでもあり、オフィスビルを全面改修してホテルへコンバージョンすることにより、収益不動産としての価値向上を実現したほか、開発に比して工期が短く環境への負荷が少ない点において、当社の企業メッセージ“都市に心を。”を体現する取り組みであると考えています。

 これらの取り組みの結果、2018年11月期の業績は、売上高は615億円(前期比6.6%増)、営業利益は108億円(同10.6%増)、当期利益は68億円(同11.3%増)と増収増益を達成しました。2019年11月期も既存事業のさらなる成長と新たな収益事業の確立を目指してまいります。

 今後も当社グループはさらなる企業価値向上を目指し、全社一丸となって事業活動にまい進していく所存です。今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。   

2019年1月
代表取締役社長

山口 誠一郎

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