～環境格付Sランクを取得～北陸銀行環境評価融資制度による流動化事業資金調達のお知らせ

【報道関係者各位】

平成29年10月3日
トーセイ株式会社

～環境格付Sランクを取得～
北陸銀行環境評価融資制度による流動化事業資金調達のお知らせ

　トーセイ株式会社（本社：東京都港区　代表取締役社長　山口誠一郎　証券コード：8923）は、本日、神奈川県藤沢市の収益マンション取得にあたり、北陸銀行の環境評価融資制度「エコリード・マスター」を利用し、資金調達を行いましたのでお知らせします。

環境評価融資でSランクを取得

　北陸銀行（以下同行）の「エコリード・マスター」は、環境に配慮した経営を行う企業を対象に、同行独自の環境評価基準に沿って取り組み内容を評価し、その評点によって環境格付S,A,B,Cのいずれかを付与、格付に応じた金利優遇を行うものです。
　この度、当社の環境経営について同行より最上位評価のＳランクを取得し、今般の物件取得への融資にあたり、金利年0.20％の優遇を受けることとなりました。なお、｢エコリード・マスター｣は2010年以降、6度目の利用となります。

継続して環境への取り組みを実施

　当社グループは、環境経営方針として2009年に“人と環境に優しい企業活動を推進し、地球環境の負荷軽減に努めること”を宣言した｢エコ宣言｣を制定し、｢エコ宣言｣に基づく3つの｢エコミッション｣（｢事業を通じた環境活動の推進｣｢環境法規制の遵守・環境意識の向上｣｢ステークホルダーの皆様への活動報告｣）を定めています。これに則り、当社グループでは継続して環境への取り組みを進めています。中古不動産再生における環境負荷低減や、マンション開発における太陽光発電・カーシェアリングシステム等の導入、戸建住宅開発での環境商品の積極採用など、事業を通じた環境貢献活動を行うほか、社内の環境貢献・啓発活動等を推進しています。　（主な活動については次ページ参照）
　この度の環境評価融資利用に関しては、下記3点について特に高い評価をいただきました。

1.環境商品を積極的かつ継続して採用している点
2.新築分譲戸建住宅においては、グループ会社アーバンホームが「ＺＥＨビルダー」（※1）に登録し、ネットゼロエネルギーハウス（ＺＥＨ）（※2）の開発、販売を開始し、2020年までに自社供給住宅の60％（政府目標は2020年までに新築住宅の過半数）をＺＥＨにする目標を掲げ積極的に地域社会の省エネに取り組んでいること。
3.一般社団法人環境不動産普及促進機構が運営する「耐震・環境不動産形成促進事業」への参加に加え、本社ビルにおいても環境性能の高さを評価する「CASBEE 不動産評価認証」でAランクを取得するなど、環境不動産の形成に資する取り組みを行っている点

※1「ＺＥＨビルダー」とは、経済産業省が推進するＺＥＨ支援事業において登録された建設業者
※2「ＺＥＨ」とは、Net Zero Energy House（ネットゼロエネルギーハウス）の略称で、断熱性能の向上等で省エネを実施し、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー使用量の収支を「ゼロ」にする住宅

　地球規模で環境問題への関心が高まる中、エネルギー消費量の削減は喫緊の課題となっています。当社では企業の社会的責任として、環境貢献活動を重要課題の一つと認識し、今後も事業を通じた地球の負荷軽減に積極的に取り組むとともに、トーセイグループ社員の環境問題に対する意識の向上と責任ある行動に努めてまいります。

ご参考トーセイグループの環境への取組み

環境配慮型住宅の開発

◆「THEパームスコート鎌倉城廻」のネットゼロエネルギーハウス（新築分譲戸建）
　トーセイとアーバンホーム合同で施工、販売を行っている当物件で、アーバンホームがトーセイグループ初となるネットゼロエネルギーハウスを建築しました。「創エネ」「断熱」「省エネ」という3つのポイントにおいて高性能な設備・仕様を多数採用しています。