報道関係者各位

トーセイ株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長 山口　誠一郎 証券コード：8923）は、平成26年1月31日に取得した東京都板橋区に所在する収益マンションの資金調達にあたり、北陸銀行の環境評価融資制度「エコリード・マスター」を利用いたしましたので、お知らせいたします。

北陸銀行（以下同行）の「エコリード・マスター」は、環境に配慮した経営を行う企業を対象に、同行独自の環境評価指標にそって、取り組み状況を評価し、その評点によって環境格付S,A,B,Cのいずれかを付与、格付に応じた金利優遇を行うものです。
この度、当社の企業経営全般について同行より最上位評価のSランクを取得、今般の収益マンション取得の融資にあたり年0.20%の金利優遇を受けることとなりました。
尚、「エコリード・マスター」は当社としては2010年、2012年に続き、3度目の利用となります。

当社は、環境経営方針として2009年4月に「エコ宣言」を制定しました。「エコ宣言」に基づく3つの「エコミッション」（「環境活動推進体制の強化」「環境法規制の遵守・教育」「ステークホルダーの皆さまへの情報開示」）を定め、事業を通じた環境貢献活動、社内の環境貢献・啓発活動を推進しています。

この度の環境評価融資利用に関しては、初めて当融資制度を利用した2010年から継続して幅広い環境経営を実施している点をご評価いただきました。特に、環境負荷の少ない中古マンション再生を行うReStyling事業や、太陽光発電、カーシェアリングシステムなどを導入したマンション開発等、事業を通じた環境貢献活動の取り組みが評価されました。そして今回は、一般社団法人環境不動産普及促進機構が運営する「耐震・環境不動産形成促進事業」における第1号案件にトーセイグループとして参画し、さまざまな環境配慮型再生のノウハウを生かして既存建物の省エネ改修事業に積極的に取り組んでいる点も高く評価されました。
また、"チャレンジ25PJ"を中心に推進している社内の省エネ省資源活動、地域社会への環境貢献として、東京都主催「海の森」植樹イベントへの参加を継続していることなど、さまざまな活動を推進している点も評価の対象となりました。
（主な活動については下記参照）

地球規模で環境問題への関心が高まる中、オフィスビルを中心とした業務部門におけるエネルギー消費量の削減は喫緊の課題となっています。当社では企業の社会的責任として、環境貢献活動を重要課題の一つと認識し、今後も事業を通じた地球の負荷軽減に積極的に取り組むとともに、トーセイグループ社員の環境問題に対する意識の向上と責任ある行動に努めてまいります。

「THEパームス月島 ルナガーデン」（新築分譲マンション）
電力一括購入・太陽光発電システムや屋上菜園を導入

ヒルトップ横濱根岸（中古分譲マンション）
ReStyling初、カーシェアリング・レンタサイクルを導入

CASBEE（キャスビー）Aランク取得オフィスビル開発・屋上緑化推進

自社ビル屋上菜園の運営や植樹イベントへの参加、テナントへの省エネ啓発活動を推進