～デジタル証券ファンド受託第3弾～トーセイ・アセット・アドバイザーズにおける不動産デジタル証券ファンドのAM受託に関するお知らせ

本ファンドの概要

　本ファンドは、東京都渋谷区の複合ビル一棟を裏付けとしたセキュリティ・トークン（以下 本ST）の販売により資金を調達し、不動産を取得、運用するスキームとなります。本STは、Hash DasH株式会社が管理・運用するプラットフォームを通じて発行され、東海東京証券株式会社とHash DasH株式会社が販売し、今般募集額を完売、本日付でオリジネーターである青山財産ネットワークス株式会社から本STの裏付けとなる不動産が本ファンドへ譲渡されました。今後は、本ファンドのアセットマネージャーを務めるTAAが受託不動産の価値最大化を図るべく、運用パフォーマンスの向上に努め、投資家の皆さまに最善の利益を実現できるよう努めてまいります。

対象不動産

　対象不動産は、多くのスタートアップ企業が集約するエリアである渋谷区神宮前に所在する、 26区画のスモールオフィスと4区画の飲食店が入る複合ビルです。都心の注目エリアという好立地に加え、複数のラウンジやミーティングルーム、フリーデスクスペースなど共用スペースが充実しており、入居者同士のコミュニケーションを活性化する仕掛けが施されるなど、多様な働き方を享受できるイノベーティブなオフィススペースとしての魅力も高く、現在満室稼働中となります。

【本ファンドの仕組み】

TAAによるデジタル証券ファンドのAM受託第3弾

　国内不動産を裏付けとしたSTを活用する不動産ファンドのAM受託は、今回で第3弾となります。STは、耐改ざん性が高い特徴を持つブロックチェーンにデータを記録することにより、取引情報の改ざんや不正取引を防止し、スマートコントラクト（契約情報管理の自動化技術）により、取引の効率化や管理コストの低減を実現します。STを活用した不動産投資は新しい投資の形として注目度が高まっており、当社グループにおいても、引き続き積極的にSTを活用したファンド組成ならびにAM受託を進めてまいる所存です。

　当社グループは、中期経営計画「Infinite Potential2023」における成長戦略の一つに、「DXによる既存事業拡充と新たな収益モデルの創出」を掲げております。日々進化するデジタルソリューション領域において、その変化を的確に捉え、当社グループの持続的な成長に活かしてまいるべく、引き続きDXを活用したビジネスモデルの研究及び変革に努め、あらゆる不動産シーンにおいて新たな価値と感動の創造を目指してまいります。

関係当事者の概要

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